yukiは、広告業界のグラフィックデザイナー、イラストレーターとして多忙な日々を過ごす中、交通事故に遭い、事故の後遺症からくる心身のアンバランスさを感じながら不安定な状況が続いていた。潜在意識の中に「心と体のバランス感覚」というテーマが根付き、常に探し続ける様になる。
2001年、Josi Vallicherryを紹介され、はじめてヨガに出逢う。それまでやってきた乗馬、スキューバダイビングでは得られなかった大きな心の充足感を体験し、自分の中にある創造性を刺激され、潜在意識のテーマに繋がる鍵を見つけた気持ちになった。josiのインド哲学が根底ある、枠にとらわれない独自の教える姿勢とヨガに真摯に向き合う生活スタイルや人生観を学んだ。
それから、数々のヨガ・ワークショップに参加し、様々な先生達の指導の元に毎日の自己練習を続けた。
2005年、Francois chaillouからシヴァナンダ・ヨガや瞑想を学び、一つの真理にこだわらない中道の精神と競争心のないヨギとしてのあるべき姿を学んだ。
ヨガ仲間の友人が教える高年齢者のヨガクラスを代行する機会があり、腕が上がらない等、身体の不調を訴える人達と向き合い、一ヵ月が経過したころに各々の体調が回復し、明るく変化していく様子を目の当たりにしていく。ヨガを通して各々の気づきの助けができた喜びとともに、ヨガを伝えていくすばらしさを見いだすことができた。
この経験を機に、ヨガを更に深く学ぶためインドへ渡る。北インドのデラドゥーンのB.K.S. アイアンガー氏の一番弟子であるRajiv and Swati Chanchani、リシケシのKarin O’Bannon, Usha DeviからB.K.S.アイアンガーの教えを受け、Sadhvi Abha Saraswatiからナダ・ヨガを学び、Francoisから紹介されたリシケシのDivine Life Societyでシヴァナンダ・ヨガを学んだ。
これまでの偉大なる先生達とヨガ仲間との出逢いは、私自身の人生に深く向き合うための貴重な経験とともに私のヨガ人生に大きな影響力を与えてくれた。また、インドのヨガ修行の旅は、アシュラムや自然の中でのヨガと瞑想を深めながら、自然との共存意識を高める経験にもなった。
同年、ダラムシャラで世界中から人々が集まるダライ・ラマ法王の法話を拝聴する機会があり、かねてから興味のあったチベット文化と人々の平和へ想いの深さを知り、地球人として平和の意識を高める体験だった。
yukiは心身のバランス感覚と、創造のコミュニケーションの融合をめざして、現在も、デザインやイラスト等のクリエーターとして創作活動を続けながら、ヨガを教えている。そして、これまでの仕事や、旅、ヨガ修行、などの人生経験かくるヨガの精神をシェアしていきたいと思っています。